Webライターはやめとけと言われるけど、なぜ?
副業Webライターは稼げない?
Webライターは副業として人気だけど、どんな失敗があるの?
この記事に辿り着いた方は、上記のような疑問を持っているのではないでしょうか?
実際、Webライターはやめておけと言われる理由があります。
そこで今回は、
- Webライターがおすすめされない理由
- 副業でWebライターを始めて失敗する人の特徴
- Webライターとして稼ぐシンプルな方法
を順番にご紹介します。
Webライターがおすすめされない理由
Webライターはやめておけ
そう言われる理由を知っていますか?
Webライターをこれから始める人に向けて、Webライター経験者が言う場合と、Webライター未経験者が言う場合とでは、また意味が違います。
Webライター未経験の方が言う「やめておけ」には、
どうせ稼げっこない
職場で昇給を狙った方が賢い
そんな考えが根っこにある場合が多いです。上記の考えは別にまったくの間違いではありません。
Webライター市場は飽和していますし、昇給がしっかりなされる会社なのであれば、1からWebライターを始めるよりスムーズに収入アップを狙えるかもしれません。
では次に、Webライター経験者がなぜ、これからWebライターになろうと言う人に「やめておけ」と言うのでしょうか?
ここでは5つピックアップして、ご紹介します。
競争率が高い
先述したように、Webライター市場は飽和しています。市場が飽和していると、Webライターの案件を獲得したくても、競争率が高く仕事がない、ということがあります。
全くの未経験者が新たに参入した場合には、案件を受けようにも、
- テストライティングに受からない
- そもそもクライアントから連絡がもらえない
- 未経験ということで弾かれる
- 誰でも受けれる案件は、低単価で競争率が高い
上記のような壁があります。
誰でも簡単に始められるからこそ、最初の案件や、条件の良い案件のハードルが高いのです。
今からWebライターを目指すくらいなら、別のことを探した方が賢いんじゃないか?
案件の競争率が高くて困った経験のある人は、そう思っても不思議ではないですよね。もちろん、他のことで努力した方が早く稼げる、という場合もあります。
低単価な案件が多い
Webライター初心者が、手軽にすぐにWebライターの仕事を受けたい場合には、クラウドソーシングサービスの利用が必須とも言えます。
しかし近年のクラウドソーシングサービスの案件は低単価のものが多いです。
数年前にWebライターをしていた方に、今のクラウドソーシングサービスの案件を見せたところ、
自分の頃は安くて文字単価1円くらいだった
と言われてしまい、驚きました。
今は超低単価帯とも言える、文字単価0.1円未満の案件も多いですからね。
これだけ低単価だと、何文字書いてもなかなか稼げないため、「Webライターはやめておけ」と言われてしまいます。
向き不向きがある
Webライターは向き不向きがはっきり分かれる仕事です。
- 毎日数千字〜数万字の文章を書く
- 1人で黙々と書く
- クライアントとの意思疎通を丁寧に行う
- 納期を守る
- 勉強を怠らない
上記のようなことを、当たり前のようにしなくてはなりません。
この努力が難しい人には、Webライターを継続することは難しいんです。
- 文章が思い浮かばない
- 納期が守れない
- 報連相が満足にできない
- 1人で仕事するのが辛い
- Webライターになることがゴールになっている
上記のような場合には、向いていないということが考えられます。
もちろん努力して改善できる人もいるため、
それでもやりたい!
そう思える場合には、努力する覚悟をしてWebライターを目指しましょう!
スケジュール管理が難しい
いくつかの案件を並行して行わなくてはならないため、納期と自分の作業ペースを把握してなくてはなりません。
初めから絶対に月にいくら稼ぐ!と決めていると、受ける案件の量や単価は決めやすいですが、自分のペースに見合わない仕事量になることがあります。
ライティングに慣れるまでの最初の数ヶ月間は、金額を目標にするよりは自分のペースを把握することに重きを置くことで失敗は避けられます。
詐欺案件が多い
クラウドソーシングサービスやSNSでの仕事依頼など、何にでも喜んで飛びついていては、騙される可能性があります。
- クラウドソーシングサービスからメールで契約を結ばされ、仮払いがなくサポートも受けられず、逃げられる
- DMで話していたが、納品したら連絡がつかなくなり、振り込みもない
- 別の仕事があると言われ、犯罪に加担することになったり、あまりにも単価の低い仕事を任される
Webライターとして活動するなら、上記のような詐欺に遭う可能性を、念頭に置いておかなくてはなりません。
- なぜこうしたがるのか?相手のメリットを考える
- 最悪の場合、自分に何が起こるのか考える
- 自分の中で違和感を感じたら受けない
Webライターを目指す人は、上記のような考えを持ち、自衛する気持ちを忘れないで活動をしましょう。
副業でWebライターを始めて失敗する人の特徴
Webライターはやめておけ
そう言われる理由を紹介したところで、次はいざ、副業Webライターになったその直後に失敗する人の特徴をご紹介します。
失敗のパターンを知り、自分の身にそんな失敗が起こらないように意識して活動すれば、副業Webライターとしての行先も明るいものになるでしょう。
納期に遅れる
納期に遅れることは論外です。
会社でも、頼まれた資料は期日までに作りますよね。Webライティングでも同じです。
ただ、顔の見えない相手同士だからこそ、気の緩みが出てしまう人が少なくありません。
なぜ、企業や個人がWebコンテンツを外注するかと言うと、その方法が確実だと思われているからです。
「納期までに望んだような記事を受け取ることができる」
そう思っているから、Webライティングを人に任せます。
それが納期に遅れて送られてきたら、もう次はないと思われてしまいますよね。
Webライターを始めて、納期を守れなかった場合には、契約が打ち切られてしまいます。
身近な失敗ですが、必ず避けなくてはなりません。
低単価の仕事を受け続ける
初めから高単価の案件に応募しても受からないから、まずは低単価で経験を積もう!
Webライター初心者として、これは正しい選択です。
ただし、いつまでも低単価帯で甘んじている時間は、副収入を望む副業Webライターにはありません。
副業Webライターが自由に使える執筆時間は、1日の中で限られています。
1ヶ月毎日1時間取り組んで、副収入が3〜5万もあれば喜ぶべきです。
同じ作業量、作業時間で、1ヶ月に数百円〜1万円の人も少なくありません。
Webライターを始めて1〜3ヶ月なら1万円までの可能性も高いですが、長くやっている場合には話は別です。
例えば、半年Webライターをしていて、当初と収入が変わらない場合には、契約している案件の見直しが必要でしょう。少しずつ、高単価帯への応募をしてみましょう。
クライアントとのすり合わせができない
クライアントと連絡を取ることが、億劫に感じてしまう人がいます。
1人でできる仕事がしたくて、Webライターになったんだ!
そんな風に思っている方は要注意です。
Webライターにとって、クライアントはお客様です。
Webライターはお客様が望んだ文章を納品できるから、契約をいただけます。
大袈裟かもしれませんが、「書かせていただいている」という気持ちでクライアントと接した方が、より良い納品物や、契約になるはずです。
もちろんへりくだりすぎて、自分を過小評価するのは良くありません。しかしクライアントと接する時には、姿勢を低くしても誰も文句は言いません。
良い納品物を生むためには、お客様であるクライアントの求めるものをヒアリングして、すり合わせることが大切です。
それができなくて、
- 全部最初から書き直し
- 契約自体がナシになる
そんな人も多いため、もったいない話です。
基本的な文章力がない
文章をあまり書いたことがない方は要チェックです。
基本的な文章力は、日頃から文章を書いたり、読んだりすることで培われます。
今の自分には文章力がないかも…
そんな風に思う方が、これからWebライターになりたい場合は、文章に触れる機会を日常的に増やしてみてください。
コンプライアンスが守れない
Webライターでよく言われるコンプライアンスは、
- 著作権などの人の権利を犯していないか
- 差別的表現ではないか
- 情報は正確なものか
- 法律に触れるような表現はないか
と言った内容です。
Web上の文章にも、本や音楽などと同じように、著作権が存在しています。無料で見られる文章だとしても、コピペは厳禁です。
差別的表現も避けなくてはなりません。以前は普通に使っていた表現も、現代では差別用語になる場合があるので、慎重になる必要があります。
また誤った情報を、正確なものとして発信してしまう事態も問題です。Webライターとして、信頼してもらえる文章を提供しましょう。
こういったコンプライアンスが守れないWebライターは、継続した契約を結ぶことが難しくなります。
まとめ:Webライターとして稼ぐシンプルな方法
逆に言えば、副業でWebライターを始めた人が失敗してしまう内容を全て回避できれば、副業Webライターで着実に稼げるようになります。
そしてこの基本を抑えるということが、意外と難しいのです。
- 毎日文章を書いてみる
- 常に本を読んだり、正しい情報に触れる
- 社会人としてふさわしい行動を取る
- クライアントはお客様である意識を持ち、すり合わせを行う
- コンプライアンスを遵守する姿勢を保つ
- 案件を受ける際には、自分の身を守るという意識を持つ
上記は、Webライターをこれから始める人に、ぜひ気をつけていただきたいものです。
要点を押さえて、副業でも信頼されるWebライターを目指しましょう!
ちなみに私は、「Webライターはやめておけ」と言うつもりは全くない人間です。
やらなかった後悔よりも、やった後悔の方が気持ちがいいですよ。
なので、自分でやってみて、「Webライターはやめてといた方がいい」のか判断してみてくださいね。
最後にWebライターとして稼ぐために大切なことは、コツコツと継続することでもあります。
それでは、一緒に稼げる副業Webライターを目指して精進していきましょう!