Webライターについて調べ出すと多くの人が直面するのが、
Webライターにブログは必要なの?
という悩みだと思います。
やらないと損なのかな?
でもブロガーになりたいわけじゃないし…
私もWebライターを始めたタイミングで、たくさん悩んで調べたのでみなさんの気持ちがとてもわかります!
今回は同じ悩みを持つ方に向けて
・Webライターがブログを書く意味
・Webライターにブログは必要か
・ブログで挫折しないコツ
・ブログの開設はWordPressが必須なのか
上記の内容をご紹介します!
Webライターがブログを書く意味は?
ネット上の多くの先輩Webライターやクライアントが、Webライターを始めたらブログも一緒にやるように進めるのはなぜでしょうか?
Webライターはクライアントのサイトに記事を提供するので、本来なら自分のサイトやブログは必要ありません。
しかし多くの人が勧めるのには理由があるはずです。
それではその理由を見ていきましょう。
執筆に慣れることができる
人様のサイトに記事を提供するのがWebライターの仕事です。
しかし最初は誰もが初心者ですよね。
全く文章を書いたことがない人にとって、5000文字や10000文字などの長文の原稿はハードルが高いと感じることでしょう。
そこで自分でブログを立ち上げて記事を書く練習をすれば、長文に対する苦手意識を減らすことにつながります。
文章力についても確認ができ、後には書いたものを見直してリライトする、という経験も自分だけで完結して行えます。
最初は案件に受からないことも多くありますから、その間にも自分で練習ができるのがメリットです。
執筆は慣れないことには速度も上がらず、
副業としてWebライターをするのに収入が上がらない
という可能性も高くなります。
自分を高める場としてブログを活用するのが、Webライターとして、メジャーかつ望ましいブログ運営と言えます。
SEOライティングについて学べる
自分でブログを運営してみると、サイトのクリック数や検索順位が気になってきます。
Webライターとして記事を提供する際には、検索順位を教えてくれるクライアントもいますが、教えてくれない方も多くいます。
検索順位を知れた方が、やる気が出ることは間違いないです!
私は寄稿後、自分でキーワードを検索して確認してしまいます。
それが自分のサイトであれば、
編集画面を開けば閲覧数が出る
ツールを使って本格的なpvを知れる
サイトの滞在時間やどこで離脱されるのか知れる
上記のような内容が確認できますので、勝手に興味が出てきます。
だって自分の書いた記事を多くの人に見てもらえると嬉しいですよね?
私もそうです!
そこで得た興味や関心から、
じゃあSEOを強くするために何をしようかな?
どんな本を読めば役立つかな?
と「自分のサイトを見て欲しい」と言う気持ちが、SEOへの知識を増やしてくれ、検索順位を上げるという結果につなげてくれます。
その結果があれば、Webライターとして案件を得ることも簡単になります。
自分でブログを始める→もっと見て欲しい
もっと見てもらうためには→SEO対策をしなきゃ
SEO対策を学んで実践する→結果が出る
良い結果が出る→クライアントにも信頼してもらえる
このようにブログを始めることにより、より深い学びを得ることができ、結果としてWebライターとしても精進できます。
ポートフォリオになる
Webライターを始めたての人間がよくつまずくのは、「案件に応募しても受からない」という問題です。
初心者が書く文章を、自分のサイトに掲載することに抵抗があるクライアントは多くいます。
なので
・経験者の歓迎・優遇 ・応募時に過去の実績のURLを送らないといけない ・ポートレートの送付が必要
上記のような条件をつけるクライアントが多いです。
実際に本当の初心者に記事を書いてもらうというのは怖いものです。(私もそうでしたが)
そんな人に安心してもらう要素としてブログが役立つことがあります。
自分でブログの運営をしています
月間に〇〇pvのサイトを作ってます
そんな風にアピールでき、実績になります。
ブログがまだ育っていなくて検索順位やpvが伸びていなくても、その記事内容をポートレートとして提出することも可能です。
まだ実績の少ないWebライター初心者にとって、ブログは強力な味方になってくれます。
収益化につながる可能性がある
ブログ運営は続けていくうちに、収益化できる可能性があります。
一般的には1年以上かかると言われているため、今すぐ副業としてブログ運営をすることは難しいです。
しかしWebライティングの練習の結果、収益化できたら嬉しいですよね!
練習にもなり、勉強にもなる。その上もしかしたら収益化もできるかも!
くらいの気持ちでブログを始めてみるのは、ワクワク感もありおすすめですよ。
ブログはなくてもいい、でもあった方がいい
結論から言うと、Webライターにはブログがあった方がいいです。
先述したように練習になり勉強になり、ポートレートや記事サンプルにもなります。
特に初心者ライターは過去の記事がなかったり、実績がないことがほとんどです。
そこで自分のブログがあれば実力を示すことができ、受注も楽になります。
続けていけば収益化ができるようになり、資産になる可能性もあるため、ブログは始めない理由よりメリットの方が大きいです。
多くの先輩ライターや採用側のクライアントがブログ運営を勧めるのは、その恩恵や採用の基準を知っているからこそと言えます。
自分はクライアントに納品するWebライティングだけがしたい!
というこだわりがある方は、無理はしなくても良いと思います。
しかし受注で困ったり、実績づくりがしたいと思うようになった時には、ブログ運営の重要性を思い出してください。
ブログ運営で挫折しないために
ブログは昔やったことがあるけど挫折してしまった…
何を書けば良いのかわからなくて書けない…
そんな方も多いと思います。
私もその口でした。
私は10数年前からブログを書いていましたが、書いたり辞めたりを繰り返して、また新しいブログを立ち上げて…
と一つのサイトを育てることができずにいました。
大人になってWebライターを始めて、SEOやサイトを育てる重要性を知り、今はこのモノグラを育てています。
そこで挫折ばかりだった私が今、続けられているコツをご紹介します。
自分の中で目標を決める
目標があるということは強いです。
月間閲覧数を10,000にする!
のようなものもいいですが、これはSEO面では初期から叶えるのが難しいです。
結果現実と目標の差がなかなか縮まらず、だれてしまったり、挫折につながります。
そこで最初の目標は、
・1ヶ月に〇記事書く ・〇月までに〇〇記事書く
などの自分の裁量次第で叶えられる目標が良いでしょう。
だいたい30記事くらいからサイトが力を持ってきて、100記事ほどで収益化につながる方が多いようです。
細かく小さな目標を決めて積み上げると、私のように挫折癖のある人でも続けやすいです!
更新頻度の目安をつけスケジュールを組む
目標の話からつながりますが、
1ヶ月に〇記事
〇月までに〇〇記事
といった目標を立てたら、それに合わせてスケジュールを組みましょう。
この記事数を達成するのには週に何記事書かないと達成できない
と意識してスケジュールに組み込んでいけば、目標達成やブログ継続もやりやすくなります!
私も9月までに30記事を書くことを目標にしていたので、8月の残りは毎日更新が目安になります。笑
ライティング速度を上げる練習にもなるため、メリットしかありませんよね!
目標や更新頻度の目安を立てることが、継続するためには1番大切です。
収益化は目的ではない
Webライターがブログを運営する意味の項目で少し触れましたが、後々収益化できる可能性はあります。
しかし収益化自体を目的にすると挫折しやすいです。
先述もしたように、ブログの収益化には記事数と時間が必要になります。
最初からブログの収益化が目標だと、半年続けて、1年続けて、まだ収益化できなかった時にどこかのタイミングで挫折してしまいます。
それ以前の段階で挫折する人も多いです。
ブロガー、アフィリエイターを目指してブログを始めても、ブログを1年続けられる人は30%程度の人だけです。
半分どころか70%の人が1年も続けずに辞めてしまうのですから、ブログの継続が難しいと言うのもわかりますよね。
しかし目標意識を持って、Webライターの勉強としてブログを書く人は、更新が止まることはほとんどありません。
ポートレートも充実して、Webライターとして本格的に稼げるようになれば辞めていく人ももちろんいるでしょう。
その人は元から、もしくはWebライターとして稼げるからブログまではいらないと判断した人です。
初めから収益化をメインの目的にした人でないことはわかりますよね。
ブログの収益化が、喉から手が出るほどの目標ならそれを目標にするのは良いことです。
執着できる人はそうするべきです。
しかし
Webライターとして活動したい、あわよくば収益化したい
という方がブログ運営をする場合、あくまでも「あわよくば」の部分を忘れないようにしましょう。
ブログ運営を挫折する可能性は格段に下がります。
ブログ開設にはWordPressが必須?
ブログを新たに開設しようとした際に、多くのサイトでおすすめされているのはWordPressですよね。
しかし
WordPressって難しそう
無料ブログじゃだめなの?
そう思う方も多いはず。
もちろん私もそう思いました。
そこで次は
無料ブログとWordPressの違い
Webライターとして活動して思う、WordPressのメリット
上記についてご紹介します。
無料ブログとWordPress(有料ブログ)の違い
続けられるかもわからないブログ運営、その初期費用に1万円前後かかるのがWordPressです。
無料ブログも世の中にはたくさんありますし、WordPressは挫折した時にダメージが大きいですよね。
私もブログ開設を決めた際に、有料ブログじゃないとダメなのか散々調べました。
しかし検索結果を見ていただいたらわかる通り、検索上位のサイトはほとんどWordPressです
もちろんその他無料ブログが検索上位になることもあります。
よく見かけるのだとアメブロやはてなブログでしょうか。
他の無料ブログとWordPressが違うのは、無料ブログでは
デザインが少ないなどサイトの自由度が低い
広告を貼れる場所が決まっていたりする
サイト自体がなくなったり、規約が変わるとブログが削除される可能性がある
など、資産として残すことができるかどうかが優劣の論点になるようです。
自由にサイトの構築ができるという面やSEOに対する追加機能(プラグイン)の豊富さでWordPressが優れていたりもします。
ここまでで言えることは、
・資産としてブログを書き、残したい ・本格的な収益化を目標にしている
そんな方は初期投資を惜しまず、WordPressにすることがおすすめです。
・ただ記事を書く練習がしたい ・できるだけ簡単でシンプルなものを使いたい ・収益化は考えていない ・初期投資はしたくない
そんな方は無料ブログでSEOに強いものを使うことをおすすめします。
SEO対策のメリット・デメリットなどまとめた記事もありますので、合わせて確認してみてください!
Webライター視点で見るWordPressのメリット
前の項目では収益化面や資産としてのWordPressと無料ブログの選び方でした。
この項目ではWebライター視点で無料ブログよりWordPressが良いと思う理由をご紹介します。
サイトの構築ができる
サイトを作る大変さを知れば、勉強は欠かせないものになります。
プラグインを気軽に入れるだけでログインできなくなることもあり、その改善も自分でなんとかしなくてはなりませんよね。
無責任なことはできなくなります。
またWordPressの自分のサイトが上位表示されていれば、SEOについて知識があるとクライアントにも印象を与えられます。
育て上げたWordPressのブログは、ポートフォリオとして提示した際の力が強いです。
WordPressの入稿作業がある案件で強い
Webライティングの案件によっては、WordPressに入稿するところまでが仕事のものもあります。
そこで自分のWordPressのサイトがあれば、クライアントも安心して任せてもらえます。
また仕事自体も操作に慣れていればスムーズになりますから、時給換算する際にアップも可能です。
Webライターをはじめてみると、クライアントが使っているサイトの多くがWordPressだと気づきます。
今まで他のブログを使っていて使い方を理解しているのなら良いのですが、新しく覚えるならばWordPressの使い方を覚えた方が汎用性が高いですよ。
クライアントに実績として提示しやすい
WordPressの使用の可否、もしくは過去にWordPressを使用した経験があるかを聞かれることがあります。
Webライターにとってはよく聞かれる内容です。
私は聞かれるたび、経験がないときは少し気持ちが落ち込んでしまいました。
そしてWebライターとして活動していくと、編集や校正の仕事に興味が出てくることもあります。
編集や校正の仕事がしたいと思った際にも、上記のような質問をされることは多いです。
何度か先述していますが、WordPressの使用経験があれば採用される可能性が上がります。
仕事の受注がしやすくなるのは嬉しいですよね。
今仕事の受注がなかなかできないとお悩みの方は、別記事でまとめているものがあるのでご確認ください。
Webライターはブログで自分を高めましょう
私は副業Webライター・ブログをはじめて生活にハリが出たのを感じました。
日々文章の練習やサイトの改善、SEOの勉強など、やることが目白押しです。
その1日1日の積み重ねが、Webライターとしての実力や信頼につながっていきます。
WordPressには抵抗がある…
そんな方は無料ブログでも構いませんので、練習・サンプルのためにブログ運営をはじめてみましょう!
Webライターにブログは必要か?
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