オーブン陶芸を始めようと、ヤコのオーブン陶土スタートセットを購入した栄です!
実は前回形成した陶芸作品を事故で破損してしまいました。
3つ中2つがご臨終です。残念…
しかし!元の形に戻すことは難しいですが、陶土は再利用が可能です!
今回のブログでは、乾燥が無事に終わったものは焼成(焼き)の作業に入って、割れたものは別のものに変形させるために準備をしましょう!
前回の記事をお読みでない方はこちらからどうぞ!
【ヤコ】オーブン陶土セットで自宅陶芸体験!休日の目玉おやじ制作
乾燥中の陶土が割れてしまったら…?
実は乾燥中のオーブン陶土が割れてしまうことは、珍しいことではありません。
オーブン陶土の乾燥にかかる期間は2日〜1週間程度で、それなりに長いですよね。
そんな乾燥中のオーブン陶土は非常にもろく、焼き上げたものとは比べものにならないほど、衝撃に弱いです。
乾燥中に重みでひび割れてしまったり、不注意で割ってしまうこともあります。
私は自宅で友達とお酒を飲んでいたら、見事に酒瓶をクリーンヒットされました!
自宅で手軽に焼けるからこそ、生活スペースで乾燥させているとこんな事故が起こるんですね。
部屋が余っている方は、あまり使わない部屋で乾燥させると事故防止に良いですよ。
逆に何もしていなくて割れた場合は、重みや粘度が縮もうとする力の影響でヒビが入ったのでしょう。
そんな時は「どべ」という粘土を水で柔らかくしたものを、ひび割れ部分に塗り込むと補修になります。
ちょっとひび割れてしまった、くらいなら諦めずにどべでの補修を試してみましょう!
- Q2日〜1週間って結局どのくらい乾燥させたら良いの?
- A
乾燥期間の長さは作品のサイズで変化します。小さなおちょこや箸置きくらいのサイズなら、2日でも乾くかも。
ただし乾燥が足りないと焼成作業の時に割れる可能性があるため、十分に乾燥させた方が良いですよ!
- Q乾燥完了の目安はある?
- A
まだ乾燥していない陶土は濡れていますよね?
その色が焼き上がりの色に近く(白く)なった頃が目安です。
ヤコのオーブン陶土セットには焼き上がり見本がついているため、それと見比べてみるとわかりやすいですよ。
乾燥が終わった陶土は?焼きましょう!
乾燥が終わった作品は次の工程、焼成しましょう!
オーブン電子レンジをオーブン機能で160〜180度に設定します。その後作品を入れて30〜60分程度焼きましょう。
※オーブントースターや電子レンジは使用できません
作品のサイズによって焼成時間を変える必要があるため、大きいものや厚さのあるものは時間を長めにしましょう。
我が家で焼き上げていたときは結構においがあったため、換気扇を回したり窓を開けたりして、換気をしながら焼きましょう
オーブン陶土が焼き上がったら…?
オブジェやインテリアとして使う方は、この段階で終了でオッケーです!
食器として使いたい方や、作品にツヤが欲しい方はコート剤Yu~(ゆ~)を塗布します。
オーブン陶土専用の耐水・耐油コート剤がヤコから出ていますので、それを使うと安心です。
食器として使いたい場合、コート剤は必須のため、最初からセットのものを購入すると手間がありませんよ。
焼き上がった頃にはサイズが1割程度縮みます
作成時にはそれも考慮して、サイズを見ておきましょう!
オーブン陶土挑戦はまだ続く
乾燥中のオーブン陶土は非常に割れやすく、ちょっとした不注意や、ただ乾燥させているだけでも割れることがあります。
しかし乾燥中に割れてしまった時も、ドベを塗って補修したり、水をもう一度含ませて再利用することができます!
諦めずにチャレンジしましょう!
次回は、
- アクリルでの色付けから完成
- 割れた陶土の再利用の様子
上記をご紹介します!
オーブン陶土作品の完成まで、ぜひお付き合いください!