小説の書き方を知りたい方におすすめの本【書籍紹介】

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小説を書いてみたい

小説を書いていると、だんだん何を書いてるのかわからなくなる

この記事はそんな方におすすめの書籍をご紹介します。

3月31日、名だたる文学賞の応募締め切りでしたね。

この日に向けて小説を書いていた方も少なくないでしょう!

と言っております私もその中の1人です。

しかし何万文字もの文章を書いていると、だんだん自分が何を書きたいのかわからなくなることはありませんか?

そもそもこれで合っているのか、何を目指して書いているのか…

私はすぐにわからなくなります!

私は普段1万文字以下の短い読み物を書くことが多く、慣れない長い文章への苦手意識も強いです。

今年小説を書いていると、そんな自分に改めて気づきました。

そして今まで「なんとなく」で小説を書いていたな、と…

もっと基本的なことを学ばなくてはならない!

そう思い立ち、いくつかの書籍を購入して読み比べてみました。

今回は中でも、小説書き初心者向けで読みやすいものを2冊ご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

文才がなくても書ける小説講座

文才がなくても書ける小説講座 本

「書くこと」の仕組みを知れば誰でも書ける

文才がなくても書ける小説講座 帯

帯にあるこの言葉は、本書籍内容の本筋そのものです。

詩や小説を書くことを推奨している現役国語教師が、最も基本的な「書くこと」の仕組みを教えてくれます。

今まで「書くこと」、「物語を綴ること」とはなんなのかを理解していなかった人間には、目から鱗の内容だと思います。

私がそうだったので!

著者情報

名前鈴木信一
生年1962年
出身地埼玉県
代表的な著書800字を書く力
鈴木信一さんの基本情報

埼玉県の公立高校にて国語教師として勤務

本書を書かれた時も現役国語教師でした。

概要

第一章 書くことのメカニズム
第二章 小説とは何か
第三章 小説を書く
第四章 小説を書くための読み方
第五章 小説とのつき合い方

本書の中では、実際に国語教師として授業で取り扱った問題や生徒の作品も取り上げられています。

  • 例文・作品からの引用
  • 言葉の作用・効果
  • 具体的な書き方

この本に難しいことはなにも書いてありません。

授業のように要点がまとめられており、大切なポイントが無駄な情報に埋もれないように書かれています。

またくどくどと書かれた文章は読みづらく、読み進めるのも一苦労ですよね。

鈴木信一さんの文章はくどくなく、すっきり読み進められます。読書する時間がない方でも、読みやすい本でしょう。

本書がおすすめな方

  • 小説を書きたいのに書いてない方
  • 書いていてもロジックがわからない方
  • 文章の続きが書けなくなった時に宙を見上げてしまう方

「金のとれる文章」を書く技術

人に「読んでもらう」ための「いい文章」の決めワザ

自分のリズムで「短く」「シンプル」に書いてみよう。

「金のとれる文章」を書く技術 帯

帯にあるこの言葉に惹かれて、本書を購入した方も少なくないことでしょう。

それに「金のとれる文章を書く」というストレートな言葉にも興味を惹かれますよね。

本書は小説に限らず、WEBライターやブロガー、会社員にも当てはまる文章の基本を教えてくれます。

著者情報

著者名和田秀樹
生年1960年
出身地大阪府
代表的な著書80歳の壁
和田秀樹さんの基本情報

精神科医というご職業で、書き方に関する書籍を出している方は珍しいですよね。

概要

プロローグ「とにかく書こうよ」と時代が背中を押している
1「いい文章」の見本はあなたの「好きな文章」でいい
2 わかりやすい文章は「短く」「シンプル」に書こう
3 この決めワザであなたの文章は「いい文章」になる!
4「ネタ」はどこに転がっているのか
5 他人が読むと「いい文章」に変身する!

6「動く」「感じる」「考える」「書く」を一つの流れにしよう
7 自分の文章を発表できる「場」を見つけよう
エピローグ 楽しんで生きよう、楽しんで書こう

こちらの本も先ほど紹介した「文才がなくても書ける小説講座」と同様に、書くことを推奨し、その基本を教えてくれる本です。

第一に時代の流れとともに文章を書くハードルが下がっていること、現代の恵まれた環境を見つめさせてくれます。

そして楽しんで文章を書き、それを読んでもらうためのテクニックも教えてくれる、読み物としても面白い書籍です。

本書がおすすめな方

  • 書くことに自信がない方
  • 書くことが難しいと考えている方
  • 小説に限らず文章を書けるようになりたい方

小説を書きたい方はとりあえず書こう!

書くことを推奨する本には共通して、

とりあえず書いてみよう!

と書かれています。

その理由は「文才がなくても書ける小説講座」で解説されています。文章は1文から始まり、その文章を補足する形で物語となっていきます。この1文がないと始まりません

文章を書くための本では、「書くことに慣れること」を大切にしている本も多くあります。

多くの大先輩方がそう言っているのですから、とりあえず書いてみないことには始まらないのでしょう。

でも書き方がわからないから書けない…

という人はぜひ今回ご紹介した本を手に取って、読みながら「できる!」と思ったタイミングで書き始めましょう!

「小説を書くこと」ひいては、「文章を書くこと」を学ぶことは

小説書きにも

WEBライターにも

ブロガーにも

文書を作る会社員にも

大切なことです。ぜひ本記事を「書き方」の本を選ぶ参考にしてくださいね!

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